2019年

10月

15日

思いを明文化する

思いを明文化する

 

先週の台風19号は日本列島に大きな被害をもたらしました。

昨年の21号で近畿に甚大な被害が出たことを思い出しました。

長男夫婦の住んでいたハイツにも瓦が直撃!

けがはなかったのですが、台風の中我が家に避難してきました。

今年は我が家の敷地内に新築したので安心です。

写真は秋らしいススキを撮ってみました。

 

さて今回は、ビジョンについて書きたいと思います。

皆さんは「経営理念」とか「企業理念」といったものを書いていますか?

それが…書いていない経営者が多いんです。

「そんなもん作らんでも経営できるでぇ~!」といった声が聞こえてきそうですね。

そう!なくても経営できます。

でも多くの成功している企業が「経営理念」や「ビジョン」を掲げています。

それは、明確な目標と具体的な行動計画を紙に書き留めている人は3%程度であり、この3%の人は、明記していない人よりも達成する可能性が10倍にもなると言われているからなのです。

 

なぜ明文化すると実現していくのか…?

それは、紙に書くプロセスと毎日それを意識することで、自分が進みたい方向性がはっきりし、潜在意識に刷り込まれるからなのです。

潜在意識に…ってところが肝です。

よく受験生が「東大合格」と机の前に貼っているのと同じです。

 

理念を書く時に最も基本的な問いかけは「なんのために経営を行うのか」です。

経営者が経営理念について語るとき、そこには経営者自身の価値観があらわれます。

理念は経営者の生き方を表したものだと思います。

美辞麗句を並べてもうまく行かない。

心の中からにじみ出たものでなければならないと思います。

 

立派な「経営理念」を書こうとする前に

『良い経営者になろう!』『社員さんを幸せにしよう!』と書いてそれを毎日眺めるとその気になってくる。

これだけでもいいんじゃないでしょうか?

 

2019年

9月

27日

求人広告の出し方PartⅡ

求人広告の出し方PartⅡ

 

9月も終わりに近づきました。

すっかり秋らしくなってきましたね。

写真は私が富士市から和歌山に帰ってくるときに撮った富士山の写真です。

偶然にも赤とんぼが写っています。

丁度6年前の今頃です。

前回のブログでは、どんな求人広告を出せばいいのかは、次回に…載せてはいけない写真のことなどをお知らせします。楽しみに…と書いていたのに、忘れたころに更新やわぁ~!

「楽しみも忘れてしまったわ!」というつっこみが聞こえてきそうです。

そうなんです、このブログは気を抜いたら見逃しますよぉ~(笑)

 

さて前回に続き求人広告のことについて書きます。

採用活動は人数が集まれば良いってもんじゃありません。

人数は少なくても、自社に合う人、自社の目指すものに共感する人を集めないと意味がありません。

そこで使ってはいけない写真があります。

それは、社員が「わー!」ってやっている写真!

「みんなで、和気あいあいと、わー!ってやりたい~」という人材、欲しいですか?

写真を使うのであれば、真剣に仕事をしている写真を使った方がいいでしょうね。

そうすれば真剣に仕事に取り組みたい人がやってきます。

 

求人広告の内容をまとめると

・会社が何を目指しているのか?(想いやビジョン)

・仕事に対する考え方うちで働くとどんな体験が出来るのか?

・これらをしっかり伝わる内容にしていくことが重要です。

 

よく「採用の失敗は、研修では取り戻せない」と言われます。

皆さんの職場に素敵な人材が集まりますように…

 

2019年

9月

02日

求人広告の出し方PartⅠ

求人広告の出し方PartⅠ

 

9月に入りました。

そろそろ秋の気配がと思うのですが、まだまだ暑いですね。

でも、先日那賀振興局(岩出市)の出張相談会の時にロビーから鈴虫の声が…写真を撮りました。

我が家でも夜になると虫の声が聞こえてきます。

秋はもうすぐそこまで来ていますね。

 

さて今回は求人のことについて書きます。

いま、多くの中小企業が人材難に悩んでいます。

「とにかく人が集まらないんです」

「せっかく採用したのにすぐに辞めてしまうんです」

こんな声を多く聞きます。

そんな中小企業でも優秀な人材が集まる求人広告の出し方の話です。

 

働き手は何を考えて応募するのでしょうか?

報酬は大切な要素ですが、それだけではありません。

仕事の面白さや充実感、人や社会に貢献する喜びを求めている人が増えています。

ところが求人広告を見てみると、賃金と条件しか書かれていないものが多いのです。

 

リンゴを絞るとリンゴジュースになります。

ミカンを絞るとミカンジュースになります。

決してメロンジュースにはなりません。

 

何を言いたいかというと、集めたい人材がどんな人なのかを明確にすることが重要なんです。

求人広告で集めたい人が集まります。

お金がたくさんほしい人を集めたかったら、賃金を多くすればいいでしょう。

お金だけが動機の人はアメとムチでコントロールしなければなりません。

やらされているだけなので離職率も高くなります。

そんな人が必要でしょうか?

 

では具体的にどんな求人広告を出せばいいのかは、次回に…

載せてはいけない写真のことなどをお知らせします。

楽しみに…

 

2019年

8月

19日

目標の決め方PartⅡ

「目標の決め方」PartⅡ

 

福山はお盆休み9日間いただきました。

皆さんはどのように過ごされましたか?

 

丁度お盆に台風が来て大変だったと思います。

紀南の方は雨がすごかったようです。

被害の方はなかったでしょうか?

私は本日からよろず支援拠点の仕事を開始しています。

 

さて、前回は目標の決め方について書きました。

社長も望む、社員さんも望む…そんな目標はどうしたら立てられるのでしょうか?

今回はその望みを統合する目標設定=賃金制度についてのお話です。

 

一人ビジネスをしている人は「給料はこのくらいほしいな」「でも事業をする上では利益もこれくらい必要だな」と考えています。

だから「このくらいの目標にしよう!」と決めています。

必要な給料と利益の統合です。

これと同じように、社員さんと社長さんとともに「みんなが望む目標」を作ることができるのです。

写真は私がお手伝いした会社の社長と幹部の方々が、自分たちの目標を考えているところです。

 

 まず、売上総利益(粗利益)と総人件費との関係が必要となります。

人件費の何倍稼いでいるのかを見るのです。

賃金付加価値生産性と言います。

粗利益÷総人件費⇒⇒⇒殆どの企業は1.5~2.0くらいになると思います。

 

仮に粗利益が1億円で総人件費が6000万円の会社だとすると、賃金付加価値生産性は1.66となります。

次に賃金をいくら増やしたいかを話し合います。

総人件費で500万円増やしたいと考えたなら、目標の総人件費は6500万円となります。

これに賃金付加価値生産性の1.66をかけると、108,333,333円の目標粗利益額となります。

これは全体の賃金が500万円増えて、なおかつ会社には333万円の粗利益が稼げることになるんです。

この粗利額に粗利率をかければ目標の売上額が設定できます。

このようにすることで、自分たちの賃金と業績が連動した仕組みを作ることができるのでのです。

 

ただし、決算を公開していることが前提となりますが…

一度考えてみてはいかがでしょうか?

 

2019年

8月

09日

目標の決め方

「目標の決め方」

 

あぁぁぁ~!

更新が一か月も開いてしまいましたぁ~(^^;

暑さのせいということで…(笑)

 

暑いと言えば、先日の新宮出張の際に有名な「仲氷店」に行って、かき氷を食べてきましたよ。

写真は初めに撮るのを忘れて、食べかけですみません。

 

清流・古座川の清水から不純物を取り除き、72時間かけてゆっくりと凍らせた特製の純氷を使っているので頭が「キーン」とこないのが特徴です。

一度訪れてみては…

 

さて今回のテーマは「目標の決め方」です。

皆さんはどんな目標の決め方をしていますか?

「昨年はこのくらいだったから、今年は5%アップでいくか!」なんて決めている会社が多いのではないでしょうか?

社長が勝手に決めているところもあります。

「今年はこれで行けぇ~!」って

これで社員さんの納得が得られるでしょうか?

社長が持っている目標があり、それを社員さんが望んでいなかったらどうでしょう?

思っていない人を動かすのは難しいですよね。

そんな場合は、褒めたりすかしたり、人参をぶら下げたりと大変です。

 

社長も望む、社員さんも望む…そんな目標はどうしたら立てられるのでしょうか?

それには「望み」を統合することが必要となります。

その秘訣は賃金制度にあり!

 

どのようにして構築するかは次号で…

 

2019年

10月

15日

思いを明文化する

思いを明文化する

 

先週の台風19号は日本列島に大きな被害をもたらしました。

昨年の21号で近畿に甚大な被害が出たことを思い出しました。

長男夫婦の住んでいたハイツにも瓦が直撃!

けがはなかったのですが、台風の中我が家に避難してきました。

今年は我が家の敷地内に新築したので安心です。

写真は秋らしいススキを撮ってみました。

 

さて今回は、ビジョンについて書きたいと思います。

皆さんは「経営理念」とか「企業理念」といったものを書いていますか?

それが…書いていない経営者が多いんです。

「そんなもん作らんでも経営できるでぇ~!」といった声が聞こえてきそうですね。

そう!なくても経営できます。

でも多くの成功している企業が「経営理念」や「ビジョン」を掲げています。

それは、明確な目標と具体的な行動計画を紙に書き留めている人は3%程度であり、この3%の人は、明記していない人よりも達成する可能性が10倍にもなると言われているからなのです。

 

なぜ明文化すると実現していくのか…?

それは、紙に書くプロセスと毎日それを意識することで、自分が進みたい方向性がはっきりし、潜在意識に刷り込まれるからなのです。

潜在意識に…ってところが肝です。

よく受験生が「東大合格」と机の前に貼っているのと同じです。

 

理念を書く時に最も基本的な問いかけは「なんのために経営を行うのか」です。

経営者が経営理念について語るとき、そこには経営者自身の価値観があらわれます。

理念は経営者の生き方を表したものだと思います。

美辞麗句を並べてもうまく行かない。

心の中からにじみ出たものでなければならないと思います。

 

立派な「経営理念」を書こうとする前に

『良い経営者になろう!』『社員さんを幸せにしよう!』と書いてそれを毎日眺めるとその気になってくる。

これだけでもいいんじゃないでしょうか?

 

2019年

9月

27日

求人広告の出し方PartⅡ

求人広告の出し方PartⅡ

 

9月も終わりに近づきました。

すっかり秋らしくなってきましたね。

写真は私が富士市から和歌山に帰ってくるときに撮った富士山の写真です。

偶然にも赤とんぼが写っています。

丁度6年前の今頃です。

前回のブログでは、どんな求人広告を出せばいいのかは、次回に…載せてはいけない写真のことなどをお知らせします。楽しみに…と書いていたのに、忘れたころに更新やわぁ~!

「楽しみも忘れてしまったわ!」というつっこみが聞こえてきそうです。

そうなんです、このブログは気を抜いたら見逃しますよぉ~(笑)

 

さて前回に続き求人広告のことについて書きます。

採用活動は人数が集まれば良いってもんじゃありません。

人数は少なくても、自社に合う人、自社の目指すものに共感する人を集めないと意味がありません。

そこで使ってはいけない写真があります。

それは、社員が「わー!」ってやっている写真!

「みんなで、和気あいあいと、わー!ってやりたい~」という人材、欲しいですか?

写真を使うのであれば、真剣に仕事をしている写真を使った方がいいでしょうね。

そうすれば真剣に仕事に取り組みたい人がやってきます。

 

求人広告の内容をまとめると

・会社が何を目指しているのか?(想いやビジョン)

・仕事に対する考え方うちで働くとどんな体験が出来るのか?

・これらをしっかり伝わる内容にしていくことが重要です。

 

よく「採用の失敗は、研修では取り戻せない」と言われます。

皆さんの職場に素敵な人材が集まりますように…

 

2019年

9月

02日

求人広告の出し方PartⅠ

求人広告の出し方PartⅠ

 

9月に入りました。

そろそろ秋の気配がと思うのですが、まだまだ暑いですね。

でも、先日那賀振興局(岩出市)の出張相談会の時にロビーから鈴虫の声が…写真を撮りました。

我が家でも夜になると虫の声が聞こえてきます。

秋はもうすぐそこまで来ていますね。

 

さて今回は求人のことについて書きます。

いま、多くの中小企業が人材難に悩んでいます。

「とにかく人が集まらないんです」

「せっかく採用したのにすぐに辞めてしまうんです」

こんな声を多く聞きます。

そんな中小企業でも優秀な人材が集まる求人広告の出し方の話です。

 

働き手は何を考えて応募するのでしょうか?

報酬は大切な要素ですが、それだけではありません。

仕事の面白さや充実感、人や社会に貢献する喜びを求めている人が増えています。

ところが求人広告を見てみると、賃金と条件しか書かれていないものが多いのです。

 

リンゴを絞るとリンゴジュースになります。

ミカンを絞るとミカンジュースになります。

決してメロンジュースにはなりません。

 

何を言いたいかというと、集めたい人材がどんな人なのかを明確にすることが重要なんです。

求人広告で集めたい人が集まります。

お金がたくさんほしい人を集めたかったら、賃金を多くすればいいでしょう。

お金だけが動機の人はアメとムチでコントロールしなければなりません。

やらされているだけなので離職率も高くなります。

そんな人が必要でしょうか?

 

では具体的にどんな求人広告を出せばいいのかは、次回に…

載せてはいけない写真のことなどをお知らせします。

楽しみに…

 

2019年

8月

19日

目標の決め方PartⅡ

「目標の決め方」PartⅡ

 

福山はお盆休み9日間いただきました。

皆さんはどのように過ごされましたか?

 

丁度お盆に台風が来て大変だったと思います。

紀南の方は雨がすごかったようです。

被害の方はなかったでしょうか?

私は本日からよろず支援拠点の仕事を開始しています。

 

さて、前回は目標の決め方について書きました。

社長も望む、社員さんも望む…そんな目標はどうしたら立てられるのでしょうか?

今回はその望みを統合する目標設定=賃金制度についてのお話です。

 

一人ビジネスをしている人は「給料はこのくらいほしいな」「でも事業をする上では利益もこれくらい必要だな」と考えています。

だから「このくらいの目標にしよう!」と決めています。

必要な給料と利益の統合です。

これと同じように、社員さんと社長さんとともに「みんなが望む目標」を作ることができるのです。

写真は私がお手伝いした会社の社長と幹部の方々が、自分たちの目標を考えているところです。

 

 まず、売上総利益(粗利益)と総人件費との関係が必要となります。

人件費の何倍稼いでいるのかを見るのです。

賃金付加価値生産性と言います。

粗利益÷総人件費⇒⇒⇒殆どの企業は1.5~2.0くらいになると思います。

 

仮に粗利益が1億円で総人件費が6000万円の会社だとすると、賃金付加価値生産性は1.66となります。

次に賃金をいくら増やしたいかを話し合います。

総人件費で500万円増やしたいと考えたなら、目標の総人件費は6500万円となります。

これに賃金付加価値生産性の1.66をかけると、108,333,333円の目標粗利益額となります。

これは全体の賃金が500万円増えて、なおかつ会社には333万円の粗利益が稼げることになるんです。

この粗利額に粗利率をかければ目標の売上額が設定できます。

このようにすることで、自分たちの賃金と業績が連動した仕組みを作ることができるのでのです。

 

ただし、決算を公開していることが前提となりますが…

一度考えてみてはいかがでしょうか?

 

2019年

8月

09日

目標の決め方

「目標の決め方」

 

あぁぁぁ~!

更新が一か月も開いてしまいましたぁ~(^^;

暑さのせいということで…(笑)

 

暑いと言えば、先日の新宮出張の際に有名な「仲氷店」に行って、かき氷を食べてきましたよ。

写真は初めに撮るのを忘れて、食べかけですみません。

 

清流・古座川の清水から不純物を取り除き、72時間かけてゆっくりと凍らせた特製の純氷を使っているので頭が「キーン」とこないのが特徴です。

一度訪れてみては…

 

さて今回のテーマは「目標の決め方」です。

皆さんはどんな目標の決め方をしていますか?

「昨年はこのくらいだったから、今年は5%アップでいくか!」なんて決めている会社が多いのではないでしょうか?

社長が勝手に決めているところもあります。

「今年はこれで行けぇ~!」って

これで社員さんの納得が得られるでしょうか?

社長が持っている目標があり、それを社員さんが望んでいなかったらどうでしょう?

思っていない人を動かすのは難しいですよね。

そんな場合は、褒めたりすかしたり、人参をぶら下げたりと大変です。

 

社長も望む、社員さんも望む…そんな目標はどうしたら立てられるのでしょうか?

それには「望み」を統合することが必要となります。

その秘訣は賃金制度にあり!

 

どのようにして構築するかは次号で…

 

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