【よろず支援ニュース #90】サービス業生産性向上へ対策 政府 マニュアル策定 導入促す

①サービス業生産性向上へ対策、政府、マニュアル策定、導入促す

*昨日の産経新聞に上記見出しの記事がありました。 「政府は小売業、宿泊業などのサービス産業向けに「労働生産性」(働き手1人が生み出す付加価値額)向上のためのマニュアル策定に乗り出す方針を固めた。」とのことです。 詳細は下のURLにある記事をご覧ください。

*確かに日本のサービス産業の生産性は記事にある通り、製造業の5割程度であり、且つ世界の主要国の中でも一番低いレベルと言われております。 サービス業における生産性向上は必須であり、来年春に公募予定のIT導入補助金(正式名:サービス等生産性向上IT導入支援補助金)の予算額が前年比5倍の500億になったことも政府の危機感の現れかと考えます。

*業務のマニュアル化ということですが、対象業務は「受発注」「在庫管理」「従業員の役割分担」「従業員の動き方」「設備配置」などマニュアル化が可能な基本業務になるかと思います。 どんなマニュアルが出てくるか楽しみです。 

*マニュアル化が困難、不可能な業務である「新サービスの企画・開発」「集客」「おもてなし術」などは事業者が独自に取り組むものであり、差別化の根本かと考えます。 これらの業務に関しては既に政府(経産省)が大変興味深い資料を作成しております。 「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」という資料であり、サービス業における経営革新・マーケティングの考えた方・手法が大変良くまとめられています。 サービス業の事業者様へは是非以下URLを一読することをお勧めします。

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