【よろず支援ニュース 【重要】#78】サービス業における補助金活用 配信人のつぶやき

今回は前回に引き続き来年の補助金公募について「サービス業のおける補助金活用」をテーマに語ります。
 
前回の配信でも書きましたが「サービス業者が活用できる補助金が少なすぎる!」という事業者様の指摘は間違いないと思います。
前回添付しましたPDF資料にあるとおり(主には製造業向けの)「新商品開発・研究開発」関連の補助金が多いのが事実です。
しかし、近年、サービス事業者向けの補助金も増えてきております。 以下、その代表的なものです。
  ①小規模事業者持続化補助金(通称:持続化補助金)
  ②IT導入補助金 (今年公募された初めてのサービス業向け補助金)
  ③革新的ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(通称:ものづくり補助金)
上記3つの補助金は全て来年1月の通常国会へ提出される補正予算に盛り込まれているという前提で以下お話しします。
①の持続化補助金「お客さんを増やすための補助金」として大変使い勝手が良く、人気も相当高いです。(詳細>>http://h28.jizokukahojokin.info/tsuika/) 既にほとんどの小規模事業者様が持続化補助金をご存知かと思いますので、以下②と③について詳しく話します。
 
②IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業補助金) 前回の特設サイト>>https://www.it-hojo.jp/
*当補助金には製造業者も申請はできますが、正式名称にあるとおり基本はサービス業者向けの補助金です。 日本のサービス業の生産性はかなり低いと言われておりますが、今後サービス業においては「ITツール利活用による生産性の向上」は一層重要、必須であると確信しております。 国もIT化を一層支援していく方針です。 今年の公募はHP・ネットサイト構築で申請された事業者様が多かったようですが、個人的には生産性向上・人手不足対応のための「業務系ITツールの活用」に是非チャレンジして頂きたい想いが強いです。 以下のURLにサービス業における業務系ITツールの利活用のイメージが事例としてあります。
サービス業の皆様は是非当補助金の活用をご検討ください!
また、ちょうど昨日中小企業庁HPに今年のIT導入補助金の採択結果を分析した資料が発表になりました。 ご興味なる方は下URLの資料の18~22ページご覧ください。
 
③革新的ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(ものづくり補助金「革新的サービス」)
*サービス業の皆様の中には「ものづくり補助金は製造業向け」と誤解されている方も多くいらっしゃいます。 確かに製造業者の申請が多いのは確かですが、近年商業・サービス業者の申請も増えてきております。 モノづくり補助金の申請分野には「ものづくり技術」と「革新的サービス」の2種類があり、サービス業者は「革新的サービス」で申請することになります。
*全国の企業数を考えれば、商業・サービス業者の数が圧倒的に多く、もっともっと商業・サービス事業者にも当補助金を活用してもらいないかと配信人も希望します。 「来年新規性・独自性のある新規サービスの展開を計画中であり、そのために設備投資・IT投資が必要だ」というようなサービス事業者様は是非当補助金の活用をご検討ください。
*当補助金の活用イメージを持ってもらうために国は「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」を作成しております。(以下のURLご覧ください。)
このガイドラインには多くの「ものづくり補助金の活用事例・イメージ」が載っていますが、当補助金申請書作成の際、必ず参照しなければいけない資料になります。 ご関心のある方は是非読んでみてください。 (補助金申請とは関係なく、このガイドラインは商業・サービス事業者様のマーケティング・経営革新という点から大変有益ではないかと配信人は思っております。)
*最後に最近ものづくり補助金の申請窓口である中央会が立ち上げました「ものづくり補助金の事例サイト」を再度ご紹介します。(以前もご紹介しましたが)
商業・サービス業ということで「飲食業」「宿泊業」「各種小売業」で事例を検索しましたら、下のURLある事例が出てきました。
ご興味のある事業者はご自身でサービス業の特定業種を選択して検索してみてください。

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