【よろず支援ニュース#148-㉚】企業におけるIoT・AI等の活用状況や事例を解説・紹介(財務省レポート)、その他

企業におけるIoT・AI等の活用状況や事例を解説・紹介(財務省レポート)

 下URLの資料は、財務省が作成した「企業におけるIoT、AI等の先端技術の活用状況や事

 例」関するレポートです。>> 

https://www.mof.go.jp/about_mof/zaimu/kannai/201803/sentangizyutuzirei091.pdf

 具体的には調査結果、最先端技術を活用した企業等の取り組み、先端技術の導入促進や課題 解決に向けた取り組みなどの構成となっており、中小企業のIoT、AI、RPA等の先端技 術の課題などについても分析しています。

 各財務局管内の企業等へのヒアリングの上、財務省がこんなレポートを作っているとは知りま

 せんでした。(経産省の間違いかと思いました。)

 さすが財務省、先端技術の最新の動向を事例を踏まえ大変分かり易くまとめており、大変興味

 深い内容となってます。

  ・調査対象は1277社、内75%は大企業・中堅企業、中小企業は25%ほどですが、先端   技術の活用は今後小規模・中小を含めた全ての事業者にとって重要かと思います。

  ・活用事例は農業、製造業、非製造業の大変興味深い事例が掲載されております。

 

 先端技術を活用した生産性向上・事業拡大にご興味のある事業者様は、是非当レポートに目を

 通して頂ければ嬉しいです。

 

日本の労働生産性は米国の7割、先進7か国の中では最下位

 今週、日本生産性本部が「労働生産性の国際比較2018」を公表しました。

 これによると、本の(1時間当たりの)労働生産性下は米国の70%、先進7か国では最下

 位、OECD36か国の中では20位とのことです。

  ・Yahoo関連記事

   >>https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20181220-00108328/

  ・日本生産性本部HPの関連記事

   >>https://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity001554.html

 労働生産性の国際比較の場合、変動する為替レートという要因がありますので一概には言えま

 せんが、現在日本の労働生産性が先進国と比較して低いことは事実です。

 労働生産性を上げるためには(一人当たりの)付加価値額を増やす必要がありますが、そのた

 めにも①で取り上げた「先端技術の活用」が重要になるかと考えます。

 今後日本の労働生産性が伸び、増えた分が「人件費(従業員の賃金・新規雇用)」「設備投

 資」へ回っていく、そして更に労働生産性が伸びるという好循環が生まれて欲しいものです。

  以上、情報まで。

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