【よろず支援ニュース#147-令和】【必見!】文科省が公表した「2040年社会・技術の未来予想図」(非常に面白いですよ!)

【必見!】文科省が公表した「2040年社会・技術の未来予想図」(非常に面白いですよ!)

今まで未来社会ソサイエティ5.0について何度か触れましたが、今回はソサエティ5.0の更に進んだ社会像についての話です。(当方、こういう話は大好きなんです!)

11月2日の日経新聞に関連記事がありましたが、文科省は2040年の未来社会・科学技術の未来予想図を公表しました。2040年ですので、今から20年後になりますね。

 ● 文科省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)HPの公表記事

  >>https://www.nistep.go.jp/archives/42863

 

例えば、未来技術の主なところで、実用化の時期を以下のとおり予測しております。

(注):「動物と会話できる装置」などほんまかいな?と思ってしまいますが、学者等の専門家5300人を対象とした調査結果だそうです。文科省は1971年から5年ごとに調査を行っています。2009年に過去の予測を検証したら、実現時期と現実とでは大きな差が出るテーマもあったそうですが、約7割のテーマが実際に実現していたそうです。

   

実用化時期

主な内容

2029年

人間を代替する農業ロボット

2030年

老化に伴う運動機能低下の予防・治療

2032年

ロボット・AIによる外科手術

2033年

都市部で人を運べる空飛ぶ車

2034年

3Dプリンタによる再生医療

完全な自動運転(レベル5)

発話出来ない人や動物と会話できる装置

2035年

数百量子ビットのゲート型量子コンピュータ

2039年

化石燃料を使わない航空機

2040年

月や火星で宇宙基地の建設

 

 

なんかワクワクしてきます。がんばって長生きしたくなりまね。

 

さて、2040年の未来社会像ですが、下URLにある資料の8、9ページにその概要が書いてあります。

 ● 報道発表説明資料

  >>https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/0_Delphi_Summary.pdf

未来社会のイメージが多く出されていますが、面白いところで「誰でもクリエーター社会」「ぴんぴんコロリ社会」「多重人格社会」「寿命選択社会」「“楽”社会」「江戸銭湯社会」「脱GDP社会」というようなものもあります。是非、この2ページに目を通してください。

 

当件の詳細な情報は、上の「報道発表説明資料」(全文33ページ)に目を通せば良いかと思いますが、一番上のHP公表記事にも色々資料が貼り付けてありますので、ご興味のある方はダウンロードしてみてください。

2040年といえば、今から20年後、遠い未来というわけではありません。(30代の経営者であれば、20年後は50代でバリバリ仕事をしている頃かと。)

20年後、皆様の会社はどう変わっているのでしょうか?先日、中長期の経営ビジョン・戦略を策定する際のフレームワーク「経営デザインシート」について配信しましたが、ゆっくりとでも将来の「生き残り戦略」を考えてみては如何でしょうか?

 

以上、情報まで。

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