【よろず支援ニュース#144-令和】10月からの消費増税・キャッシュレス決済の影響度調査結果(大阪商工会議所)

① 10月からの消費増税・キャッシュレス決済の影響度調査結果(大阪商工会議所)

大阪商工会議所は10月からの消費増税、及びキャッシュレス決済の影響度を把握するためにサービス業者を中心に緊急調査を実施し、以下のとおり調査結果を公表しております。

10月1日から1か月が過ぎましたが、皆様の商売における影響はいかがでしょうか? 増税後の影響度調査としては初めて目にするものですが、身近な大阪府の調査データでもありますので、ご参考いただければと思います。

 

1)「消費増税の影響等に関する緊急調査」結果概要

 ● 大阪商工会議所HP公表記事

  >>http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/Iken_Youbou/k191018tax.pdf

 

 ● 以下、日刊工業新聞の関連記事からの抜粋。(調査結果詳細は上URLご覧ください)

 ▶ 業績への影響について「影響はほとんどない」が47.0%。「悪い影響があった」と回答し

  た企業は全体の26.9%にとどまった。ただ「悪い影響があった」と回答した企業の85%が

  「景気や消費マインド悪化による売上の減少」を挙げ、景気の長期停滞に対する不安感を反映す

  る結果となった。

 ▶ 同会議所の会頭は、「消費増税があったから景況感が悪くなっているというよりは、米中貿易

  摩擦など世界経済が影響しているのでは」とし、短期の消費落ち込みではなく長期の景気停滞を

  懸念した。

 

2)「キャッシュレス決済に関する緊急調査」結果概要

 ● 大阪商工会議所HP公表記事

  >>http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/Iken_Youbou/k191028cash.pdf

 

 ● 以下、調査結果のポイント。(調査結果詳細は上URLご覧ください)

 ▶ 導入時期別の導入キャッシュレス決済手段:「10月に向けて新たに導入した」決済手段は

  「QRコード・バーコード決済」が際立って多く8割台半ば

 ▶ キャッシュレス決済導入の目的:「顧客ニーズへの対応」「キャッシュレス決済利用層の集

  客」「『キャッシュレス・ポイント還元事業』への参加」がいずれも約半数

 ▶ 10月1日以降のキャッシュレス決済比率:増加傾向の回答が約半数。「特に変化はなかった」

  (48.1%)とともに約半数を占める。

 ▶ 10月1日以降の客単価:「特に変化はなかった」が8割強

 ▶ 大阪商工会議所は、ポイント還元を契機としたキャシュレス化の進展を評価する一方、軽減税

  率など同時期に対応すべき作業の多さや決済操作の煩雑さなどから、事業者に混乱が起きている

  とも指摘している。(日刊工業新聞記事よりの抜粋)

 

以上、情報まで。

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