人手不足に対する意識調査結果~自社の価格転嫁状況と価格転嫁が可能な理由など~
一昨日(11月7日)の日経産業新聞に商工中金が実施した「中小企業の人手不足に対する意識調査
結果」に関する記事がありました。
今までも人手不足の現状に関する各種調査結果は色々配信してきましたので、今回はパスしようか
とも思いました。
しかし、下URLにある調査結果レポートをさらっと見ましたが、「自社の価格転嫁の状況、価格転
嫁の可能な理由」等の価格転嫁に関連する調査結果は多くの事業者様に有益かと考えました。
>>https://www.shokochukin.co.jp/report/tokubetsu/pdf/cb18other11_01.pdf
当調査レポートの本文は16ページですが、価格転嫁に関連するのは8~12ページになります。
現在、値上げ・値上げ交渉を検討されている事業者様は上記レポートに目を通されては如何でしょ
うか?
*回答企業数:4746社(半数は社員30名以下)
*以下、価格転嫁に関する調査結果要旨
・半数超の企業が人手不足によるコスト増加を理由として価格転嫁の必要性を感じているが、そ
のうち半数超は価格転嫁を実施できる予定がないと回答した。
・仕入・外注先から、人手不足を理由として商品・サービスについて何らかの「要請がある」と
答えた企業は全体の22.8%であった。要請の内容としては、「単価の引き上げ」が圧倒的に
多かった。
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