【よろず支援ニュース#90-令和】中央会公表の「ものづくり補助金2次公募事前予告」を解説します!

 昨日中央会が公表した「ものづくり補助金2次公募事前予告」を解説します!

 

今年のものづくり補助金2次公募へ申請予定の事業者様、まずは中央会が昨日公表しました下URLの事前予告資料(2枚)を熟読ください。

>>https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/30jizenyokokuPDF.pdf

 

以下、事前予告に対する当方の解説になります。

1)公募期間(予定)

●「8月中旬頃~9月中旬頃」と書いてあります。公募開始はお盆明けの8月16日になるかと予想

 します。

●注意点として、今回の公募期間は約1か月と相当短いようです。(昨年の2次公募期間は1か月半

 でした)申請書作成等の準備を急いでください。今回公募開始が少し遅れた理由は、下にある「電

 子申請完全移行」への準備に時間を要したことかと考えます。

 

2)今回から電子申請による受付に完全移行

●ものづくり補助金の電子申請への移行は来年からと思っておりましたが、今回の2次公募より申請

 書提出は廃止し、電子申請に完全移行するとのことです。中小企業庁サイトである「ミラサポ」に

 ある電子申請システムを使用して申請することが必須になります。(詳しくは事前予告資料のとお

 り)

ミラサポの会員でない方は、すぐにでも会員登録(無料)を済ませてください。

●電子申請システムの使用は公募開始と同時に可能になります。申請書作成は公募開始を待たず、今

 までのワードフォーマットで書き始めてください。(公募開始後、コピペすれば良いので)

 

3)事業継続力強化計画の認定による加点

●予想通り、2次公募では「事業継続力強化計画」が加点項目に追加されました。

●「今回の公募では、本計画を有効な期間中に申請し、認定を得た事業者(申請中を含む)を加点の

 対象といたします。」と書いてあります。当方、この意味がよく分かりません。しかし、公募申請

 時点で当計画へ申請していればOKだとは思います。

●先日の配信で下URLのとおり「事業継続力強化計画」の申請方法、申請書の書き方を解説しまし

 た。

 >>https://yorozu-wakayama.jimdo.com/news075-2019/

 採択の可能性を少しでも高めたい方は、これを読んで申請にチャレンジされては如何でしょうか?

 既にBCPを作成されている方は是非申請して、加点を受けてください。

●当拠点にはBCPに詳しいコーディネーターがおります。近いうちに当拠点で事業継続力強化計画の

 少人数勉強会を実施することを検討したいと思います。

 

4)申請タイプは一般型と小規模型(設備投資にみ)に限定

●今回の小規模型(補助上限500万円)は「設備投資のみ」となり、「試作開発」は対象外となりま

 す。

 

5)事業完了期限は2020年1月末に設定

採択発表は10月下旬の予定さそうです。その後、事業完了期限は来年1月末までに設備の設置、

 支払い等を完了する必要があります。つまり、採択発表後に発注してから事業完了するまで3か月

 しかありません。採択されても来年1月までに完了できなければ、補助金は降りません。この点

 、十分ご注意ください。

 

以上、情報まで。

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