【よろず支援ニュース#83-㉚】来年度の主要補助金の動向(来年度の概算要求から読み解く)

来年度の国の主要補助金動向(来年度の概算要求から読み解く)

先週、経産省は平成31年度の概算要求(一般会計)を発表しました。下URLは、その中の中小・小規模事業者関連のポイントになります。

 >>http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/pdf/01_5.pdf

以下、当概算要求から読み解いた来年度の主要補助金の動向になります。

 

①中小企業庁が初めて「ものづくり補助金100億円」を本予算(当初予算)に計上しました!

 詳細は右URL。>>http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/pr/ip/chuki_20.pdf

 ものづくり補助金は今まで補正予算に計上されてきましたが、今回本予算(まだ概算要求ですが)

 に計上されるのは初めてです。

 ただし、100億円と通年の予算額より少ないので、平成30年度補正予算にも計上されるかと考

 えます。

 国は2020年までを設備投資の集中期間と位置付けてますので、本予算と補正予算の総額は今年

 の1000億円を下回ることはないと予想します。

 昨日の日刊工業記事に以下の企業庁のコメントが載っています。

 ・「4月から始まる会計年度に組み込むことで、計画的にスケジュールを立てて実施できるように

  した」

 ・「来年以降も継続的にやっていくというメッセージ。(事業者に)安心してもらえれば」

 単なる当方の予想ですが、来年度は補正予算で1次公募を実施し、本予算(100億円)で2次公

 募を実施する可能性もあるかと思います。

 

②事業承継補助金も本予算に計上されました!

 先日、事業承継補助金の3次公募を案内したばかりですが、本年度当補助金は補正予算に計上され

 ておりました。

 てっきり来年度も補正予算かなと思っておりましたが、今回の概算要求に入っております。 

  >>http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/pr/ip/chuki_08.pdf

 当然来年4月以降の公募開始となりますが、当補助金の活用・申請に興味のある事業者様は当件頭

 の隅にでも置いて頂ければと思います。

 

③小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金など

 上記2つの主要補助金は今回の概算要求に入ってないようですので、平成30年度補正予算に計上

 される可能性が高いと予想します。

 現時点で100%補正予算があるとは断言できませんが、多分秋の臨時国会か1月の通常国会に提

 出されるかと思います。

 

④よろず支援拠点事業も単年度事業ですが、例年通り概算要求に入っておりました。(一安心ですね!) >>http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/pr/ip/chuki_11.pdf

 併せて、ミラサポの専門家派遣事業も継続されます。

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