【よろず支援ニュース#50-令和】時間外労働改善のための助成金、今年の最低賃金の検討状況

①時間外労働改善のための助成金

ご承知の通り、働き方改革関連法の一つとして来年4月より中小企業においても「時間外労働の上限規制」が導入されます。

 厚労省特設サイト>>https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/overtime.html

 

厚労省は、長時間労働の見直しのため、働く時間の縮減に取り組む中小企業を支援するための助成金「時間外労働等改善助成金」(時間外労働上限設定コース)の受け付けを今月始めたようです

・中小機構ニュース記事

 >>https://news.smrj.go.jp/2019/06/12502

・時間外労働等改善助成金の詳細

 >>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120692.html

 

支給対象となる取り組みは、①労務管理担当者に対する研修②外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など)によるコンサルティング③就業規則・労使協定等の作成・変更(時間外・休日労働に関する規定の

整備など)④労務管理用機器の導入・更新―など10種類。

 

上記支給対象となる取り組みを計画されている事業者様は、是非当助成金をご活用ください。

 

②今年の最低賃金の検討状況(今年の政府「骨太方針」の素案)

一昨日政府が公表した「骨太方針」の素案の中の「最低賃金」に関する内容について、産経新聞HPに以下のWeb記事が載っております。

・見出し:最低賃金の引き上げ、政府内に温度差で目標設定見送り

>>https://www.sankei.com/economy/news/190611/ecn1906110028-n1.html

 

最低賃金に関しては、「「より早期に」に目標の1000円を目指す」という表現になっているだけで、今年10月に最低賃金が3%以上上昇するか否か未だ分からないようです。

ご興味のある方、上のWeb記事ご覧ください。今後の最低賃金の決定については、来月ぐらいに厚労省の審議会からアップ率の目安が発表になるかと思います。

 

以上、情報まで。

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