【よろず支援ニュース#48-㉚】ものづくり補助金採択結果の分析・私見(サービス業の方も)、2次公募について

①平成29年度補正ものづくり補助金1次公募の採択結果の分析、及び私見

*先週29日(金)に中央会よりものづくり補助金1次公募の採択結果が発表になりました。和歌山県では87社が採択となりましたが、採択された事業者様、本当におめでとうございました!和歌山県内の採択者リスト

   >>http://www.chuokai-wakayama.or.jp/uploads/201806/saitaku.pdf

 

*以下、簡単な採択結果の分析になります。(日刊工業新聞の情報)

・全国で17,275社の応募があり、9518社が採択されました。採択率は55%と昨年の39.6%と比べかなり高いものになりました。

・タイプ別採択率は一般型60%(7289社/12089社)、小規模型43%(2107/4920)、企業間データ型46%(122/266)となっております。

・申請者数は前年比11%増えましたが、予算額が300億円増えたこと、3000万円タイプがなくなったこと等で採択率が高くなったかと思います。

 

*和歌山県では87社が採択となりましたが、やはり製造業者が多く、サービス業社は7社ほどで少ないです。

個人的な考えですが、会社数を考えれば、もっともっとサービス業者にものづくり補助金を活用してもらいたいという想いがあります。

サービス業者におかれても、「新しい独自性の高いサービスを始めるのに設備投資が必要」ということも多々あるのではと考えます。

来年以降もこのようなニーズがあれば、サービス業者の方々も是非ものづくり補助金活用を検討頂ければと希望します。

以下のURLに経済済産業省が作成している「サービス業者がものづくり補助金を活用するためのガイドライン、及び事例」が貼り付けてあります。(情報まで)

  >>http://www.meti.go.jp/press/2014/02/20150204001/20150204001.html

 

②ものづくり補助金2次公募について

*7月中旬に2次公募が開始される予定です。 今回の1次公募で多分予算額1000億円の8割ほど消化したかと推測します。

日刊工業新聞には「予定する2次公募と合わせ、最終的な採択者数は計1万2千社に達する可能性もある」とありますので、

2次公募の採択者数は全国で2000社ぐらいかと予想します。

留意点として、補助事業を短い期間の間に完了する必要があることです。多分1次公募同様に12月末まで設備の設置・支払を完了することが要件になると推測します。

採択後に発注して設備の納品に時間が掛かり、期間内に設置・支払いが出来なければ補助金対象外となります。

2次公募に申請予定の事業者様は下URLにある日刊工業記事「ものづくり補助金に落とし穴、「納期遅れ」は対象外」をご一読ください。

>>https://newswitch.jp/p/13218

 

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