ビジネスの成立要件
もうすぐ梅雨の季節になりますね。
関東が梅雨入りしたのに、こちらはまだのようです。
我が家の周りでは田植えも終わり、カエルの大合唱が…
さて今回のブログは、今の社会におけるビジネスの在り方を考えたいと思います。
私が育った時代は戦後の高度成長期真っ只中でした。
いわゆる工業社会だったのです。
物がない時代、作って並べれば売れる時代…
このころの経験が今のビジネスを難しくしているのです。
(時代が変化しているのにやり方が変わっていない)
物やサービスがあふれる時代になっているので、物を求める人が少なくなってきているのです。
写真は毎年内閣府が行っている消費者意識調査のグラフです。
「心の豊かさ」を求めますか?それとも「物の豊かさ」を求めますか?という質問に対しての結果です。
1980年ころを境に「物の豊かさ」と「心の豊かさ」が逆転しています。
もうかなり前ですねぇ~
現在では6割以上が「心の豊かさ」を求めています。「物の豊かさ」は3割程度となっています。
消費は、Having(いかに持つか)からBeing(いかに生きるか)の時代に変わっているのです。
ですから、現在の消費者は、モノやサービスの向こう側にある「心の豊かさ」を求めているのだということを理解しておきましょう。
これからのビジネスは「価格と便利」か「価値と共感」で選ばれる道を選択することになると思います。
皆さんはどちらの道を選びますか?