企業の遺伝子を入れ替えるPart2

「企業の遺伝子を入れ替える」Part2

 

寒くなってきましたねぇ~

風邪などは引いていませんか?

写真は我が家からの夕焼けです。

前回から少し間が開いてしまいました。

続きをお楽しみにと言ってたのに…ごめんなさい!

前回では危機に陥った会社の話でした。

お待たせしました。今回はその会社が取った行動の話です。

 

この会社では、社長が「本当にこのままでは大変だよ!みんな危機感を持とうよ」と言っていましたが、社員さんたちは聞く耳を持っていませんでした。

何とかしたい社長さんがとった行動とは、決算書の公開だったのです。

勇気がいったのですが、ここがきっかけでした。

今の会社の状況を客観的に知らせたんです。

税理士さんに説明してもらったら、みんな真っ青な顔をした。

社員さんたちは「私たちはどうなるんですか?」「これからどうするんですか?」と…

 

その次に社長は経営指針書を書き上げ、社員さんにビジョンを示したのです。

わが社の将来像を本気で伝えました。

そして、それが実現した時の数字を明確にして、社員さんの給料がどのくらい上がるのかまでも示しました。そして「私も頑張るから力を貸してほしい」と訴えたのでした。

その後、とても風通しの良い活き活きとした社風に変わっていきました。

遺伝子の入れ替えに成功したわけです。

現状を知らせて、信頼して頼ることなんですね。

 

山本五十六さんの言葉が浮かんできました。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、 任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず」

 

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