集団を育てる

暑い日が続いていますが、いかがですか?

私はお盆も元気に、よろず支援拠点に出勤しています。

この期間、相談は殆どないでしょうが…

この間に、少し間が開いてしまったブログ更新をします。

 

「社員教育を一生懸命しているのに、効果が出ない」といった声をよく耳にします。

自己啓発系の研修に多いのですが、研修に参加して、帰ってきたら見違えるようになっていたのに、一週間もすれば元に戻ってしまう。こういうことはよくあります。

私も社長をしていたときに経験しました。

その原因は…ずばり!社内の環境がよくないからなのです。

人は環境に順応してしまうのです。

つまり、どんなよい研修に参加しても、周りの環境がよくなければ、それに合わせてしまうのです。

だから、すぐに戻ってしまう…

 

では、どうしたらいいのでしょうか? それは、集団を育てるようにすればいいのです。

一人一人を育てるのと、集団を育てるのとは全く違います。

集団を育てるときに重要なのが、リーダーが「熱く語る」ことなのです。

私が経営していたスーパー銭湯でも、はじめは「地域のために…なんたら」と言っていたのですが、かっこつけた言葉だけで、気持ちが入っていなかったんですね。

これではスタッフに伝わらないのです。

そこで、方針を「一人一人がいきいきと仕事をしたいよね」「人に喜ばれて、それが自分の喜びとなるような会社にしたいんだ!」と語りかけました。

最初は「?」のスタッフが殆どでしたが、中には「いいね!」と共感してくれる人もいました。

それがイノベーターなのです。

その人達が実践をします。その姿を見ていて、周りの人たちも少しずつ動いてくるようになりました。

そしてムーブメントが起こったのです。

つまり、風土が変わったのでした。

 

社長の仕事は、集団を育てること!

それには、思いを熱く語ることが大切です。

それでは、素敵なお盆をお過ごしください。

お問い合わせ